老害夫と犬と私

毎日、今日が最後の日と思って楽しく暮らしたいので邪魔しないでほしい

move to heaven

f:id:formylast:20210523011925j:image

韓国ドラマは滅多に見ないのだが、「遺品整理人 move to heaven」は とても良かった。

珍しく一気見してしまった。

  

「最後のお引越し」という言葉は心が痛む。

そう、誰かがしてあげなければならない。

片付けも掃除も。もう自分ではできないのだから。

これから生涯独身者が増えると、こういった業者も必要不可欠になってくる。

亡くなった後、発見されない方も増えるだろう。

それは事故物件ではなく、単に一人の人の人生が終わったに過ぎないのだが。

 

多くの場合、終わりは突然やってくるものだから、飲みかけのお茶や、明日食べようと思っていたカステラや、半分しか読んでないアニメや、使いかけのハンドクリーム、ビニールから出てない下着など、未来を信じて展開されているものばかりだ。

 

終活と言う言葉は知っているが、相変わらず引き出しの中は使いかけの物で溢れている。

自分がこの世からいなくなった後に、誰かに伝えたい事があるか?

渡したい物があるか?

 

無いよね。

だって、反応も見えないんだし。

それなら、生きてるうちに言ったり、あげたりした方が良いよね。

 

現金がいくら残ってるか、って事しか子供達は興味がないだろうし、数少ない友人は、訃報を聞いても、いつもと変わらずにTVを見て、翌日には、違う事を考えている。

私がいなくなる事で生活が変わる人が少なければいい。できればいない方がいい。

 

今はまだ、犬達が困るだろうからいなくならないよ。

 

 

本日は俳句の会

「紅いバラもつてカルメンの目つきなる」

これが、本日の自分的ナンバーワン。

 

バラの季節なので、バラで一句と思ったのだが、はて、その香りも姿もおそらくはどんな言葉をもってしても「ありきたり俳句」にしかならんのだろうな。

 

バラは赤に限る!とは言わないが笑

咥えてフラメンコでも踊りたくなるイメージだ。

黒と赤の衣装で髪は引っ詰めにし、カスタネットを持つ。

当然、細身。

なので、私ではない笑

バラの棘を取っておかないと、唇が血だらけになるな、と心配になった。

 

しかし、ドン・ホセに刺される時の、カルメンの妖艶で意思の強い達観した目線(というイメージ)に、一瞬でも近づければ、カッコいいよな。

そんな句である。

 

先生からは、余り良い評価はもらえなかった。

相変わらずの、飛んでも俳句だからだ。

 

思い込み強過ぎの私の俳句世界は、なかなかわかってもらえん。

が、まあ、いいか。

あーでもない、こーでもないと、ない頭を捻ってれば、ボケ防止になるかもしれんからね。

 

もう一句

「五月雨や白紙に戻す事案あり」

 

あたしゃ、自分の人生を白紙に戻してやり直したいよ笑

 

 

 

 

 

バラ園へ

f:id:formylast:20210514193639j:image

今年は梅雨入りが早いとかで、明日あたりから天気が悪くなるらしい。

 

ので、今日は近くのバラ園へ。

今が盛りとばかりに、満開のバラ。

こんなに沢山の種類があるんだね〜

大きさも色も。

直径が10cmを超える種類もあり、バラの優雅さというより、牡丹のよう笑

 

単のバラは、桜みたいだったりして。

オーソドックスなベルバラのようなバラがやっぱりいいな。

 

赤、ピンク、黄色、白などが一般的かな。

パープルやグリーンは目を引いて綺麗だが、やはりこれもオーソドックスなのが良いかな笑

f:id:formylast:20210514194624j:image

 

マスクをしていたせいか、むっとするような香りは感じられなかった。

 

家のバラは、今年は白カビ病にかかり、あまり良い出来ではない。

ひと時、花に囲まれて幸せな時間だった。

 

ポケカラ

GWで家に人がいたので、カラオケアプリである「ポケカラ」が、できなかった。

 

そもそものきっかけは、歌が歌えなくなったらしいと思った事。

最近は、手芸熱はあるが、音楽熱が減っている。ギターも弾かない。

曲を聴くより、映画やYouTubeを見る。

 

もう人前で歌う事もないので、構わないと言えば構わないのだが、しわがれ声のおばあさんは嫌だな...

それが、ポケカラ始めである。

 

普通のカラオケ並みに曲がある事に驚き、採点してくれる事に驚き、ちょっとハマった。

洋楽、ユーミンチャゲアス辺りが得意分野である。ほぼ練習無しでいける。

 

だんだんやっていくと、このSNSの空気が解るようになってくる。

‥みんなメチャメチャフォロワーいるんだなぁ

..毎日アップしたりする訳ね〜

..フォローしてる人がアップすると通知が来るから、聴いてアイテムを送ったりコメントしたりするのね〜

..SSSとか書いてあるけど、これで?

..すっごい褒め合うのね〜

 

当初の目的から外れていきそうになるな。

要するに、自分の音楽のためじゃなくて、フォロワーが増えるとかアイテム欲しいといった承認欲求が目的になりそうだ。

聴いて欲しい訳じゃない、と言いながら、アップするのだから、私も大概だよね笑

 

今日は〇〇をアップしたんだよ、と息子に言ったら「洋楽ならゆっくりでもいいって思うなよ。それ、演歌とおんなじだからな」と言われ、図星だったので大変ショックを受けた。

 

そこで、adoだのずとまよだのを練習しているのだが、高くて早くて言葉が多くて、ホント難しい。音符の上下も激しいし、どこで切れるんだかわからないし、私の世代の歌の概念と全く違う。

今の子供はすげえや。

追いつけなくて、全然歌えるうちに入らないけど、ちょっと楽しいぞ。

 

 

 

 

 

介護美容

友人が介護美容師の勉強をし、資格を取った。

コロナ禍の中、1年間学校に通い、実習をし、大変な努力をしていた。

 

何もかも初めての経験だという彼女。

新しい世界に飛び込んで、とりあえずは向こう岸までたどり着いたようだ。

友人として、心から拍手を送った。

 

さて、これからだ、と彼女は言う。

広報、営業をし、培ったノウハウを施術という形でお客様に還元し、喜んでいただきたい、のだと。

 

介護美容というのは、老人ホームにいたり、自宅でもあまり動けなくなってしまった方に、もう一度「素敵」や「綺麗」を体験してもらう仕事だ。

歳を取ると、かつて女性としておしゃれを楽しんでいた事を忘れる。

今の自分を受け入れられず、鏡を見る事からも遠ざかる。

 

その気持ちはとてもよくわかる。

なんで、私がこんな?

なんで、私の手がこんなにシワだらけ?

なんで、顔にたくさんシミが?

 

誰にも見られたくない。誰も見ないで。

私を見ないで。。

当然、自分も見たくない。

 

「老いる」ことは、誰しも初めてで、人生に1回だけの体験だ。

自分にやってくるとは思ってない。

でも、案外早く、そして確実にやってくるのだ。

 

そんな方達に、かつてのワクワク感を思い出してもらいたい、それが介護美容だ。

ハンドマッサージをしながら、老人の心を柔らかくほぐしていく。

フェイスパックをし、お化粧をして、笑顔を取り戻す手伝いをする。

これからの高齢化社会において、必要な仕事だと思う。

 

がんばれ!

心から応援するよ。

そして、私の事もよろしく頼んだ!笑

 

 

 

 

グループホームのお手伝いさんになる

今月から、グループホームに調理の手伝いで行く事になった。

友人から、人がいないので手伝ってくれないかと言われたので、いいよーって感じで。

週1回4時間のみという短時間。

決められたメニューを決められた食材で作るという簡単な仕事である。

場所も近いし、何の負担もない。

 

大変、という事で考えるのであれば、これまでの人生で障害を持った方と接触してこなかったので、どう接していいかわからないのが一番困る事だろうか。

 

人とは基本的に敬語で話す。

LINEなどでは、夫とも基本敬語である。

入居者さん(障害のある方)の事を、支援者の方は「〇〇君」と呼ぶ。

君?  え、無理。。

友人に言わせると、身体は大人でも頭の中は4歳位だったりするからね〜との事らしいが、私の頭の中ではその統合がうまくできていない。

 

一日、研修でお手伝いに行ったのだが、皆さん、新しい顔(私)に興味深々で、調理場を覗いていく。

「だあれ〜?」

「〇〇です。よろしくお願いします。」

 

なんか、固いよなぁ

もうちょっと、親しげにしたいけど。

まあ、おいおいだね。

 

世の中には、様々な障害を持った方がいるのは知っているし、差別的な感情はない。

ただ、そういう方に対しての区別は必要だと思うのだ。

目の悪い人が眼鏡を掛けるように、足の悪い人が車椅子に乗るように、不自由な所を助けてもらったりして、共存していけば良いはず。

自分が出来ることは皆できると思うのは間違っている。

それは物理的にも、環境的にも、心理的にも。

 

その人の力ではどうにもならない事は、誰かが助ければ良い。ただ、その助け方がわからない。教わっていない。

60年以上、この国にいるが、車椅子を押す場面や、目の不自由な方の道案内をする場面がなかった。

見て見ぬふりをした訳ではない。

多分、社会の隅で迷惑をかけないようにしているのだろう。

 

誰しも、きっと助けたいと思っている。

ただ、助け方を教えてください。そうしないと、間違って怪我をさせてしまったり、怒らせてしまったり、見当違いな手伝い方をしてしまうから。

みんな、それが怖い。

 

おそらく、人はプラスを得るよりはマイナスを得ないようにするのだろう。

 

何百年か先にでも、どんな人も動物も、目の見えない人も足のない人も、肌の白い人も黒い人も、皆んなが一緒くたになって居られる社会ができればいい。

夢だけど。

 

 

 

 

 

犬の服

 

犬は本当は迷惑な事だろうが、飼い主は犬に服を着せたがる。

野生の動物や、或いは動物園で、服を着ている動物はいない。

 

個人的に家庭で飼われている犬と、稀に猫、日光猿軍団の猿、くらいか。

 

今日は、一日犬の服を作っていた。

f:id:formylast:20210504232412j:image

こんな簡単な型紙。

平たい服というのがあって、首とお腹だけとめるので、着せるのも簡単だし、トイレの邪魔にもならない。

 

マルチーズサイズとダックスサイズの2着を作った。

 

f:id:formylast:20210504232804j:imagef:id:formylast:20210504232811j:image

 

今でこそ、DAISOでも売っている服だが、昔はデパートでしか売って無かったし、高かった。

20年位前だったろうか、随分服を作ってヤフオクで売った。

浴衣や着物も作ったし、作っただけ売れた。

かなり安かったが笑

 

また、売ってみよーかな。

まあ、とりあえずは嫌がるうちの子達に着せて、写メに納めよう!