「AI」
今日の映画はスピルバーグ作品の「AI」
ロボットが当たり前になった近未来のお話で、
原作は「2001年宇宙の旅」「時計仕掛けのオレンジ」のキューブリック。
「愛」をインプットされた人工知能の少年の話である。
SFは、日本的には空想科学と訳すが、今やAIは空想の話ではない。
私は毎日、AIがオススメしてくる商品を見て、つい買ってしまったりしてる訳で。
感情までAI化されたら、争いは減るのだろうか。コミュニケーションはスムーズになるのか?
メールやLINEの途中で、オススメの感情がポップアップされ、(ここでは悲しみの感情がオススメです。オススメ表現方法はこちら→)みたいな。
『相手の怒り度合い78%、オススメなだめ方法はこちら→』
『OKラインまであと25点 点数アップ方法はこちら→』
そんな風に出てくれば、助かる人も多いかも。
『この方との相性は54%。こちらの愛情度87%、相手は35% 結婚までのオススメプロセスはこちらをクリック!』
『愛情度爆上げ作戦』
『ゼロから始める愛活』
『私はこうして勝ち取った!』
『AIの騙し方』
『AIに悟られない不倫』
ヤバい、どんどんでてくる笑笑
この映画はSFというよりは、壮大なファンタジーとして作られている。
主人公のロボット少年は、何千年もの時をものともせず、母親の愛を求め続ける(怖)
お互いの気持ちなど、わからないからうまくやっていけるし、変わってしまうものだから大事にできる。
普遍的な純粋な「愛」ほど恐ろしいものはない。
与える愛も求める愛も、その純粋さ故に狂気となる。
と、私は思っているので、そんなものは要らない。
今日もうまく騙して周りとうまくやっていけば良いのだよ。